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第32軍司令部壕における技術的調査

 第32軍司令部壕は、地質的にわからないことが多く基礎情報が不足していることから、今後の調査計画を⽴案するうえで必要となる基礎図⾯を作成することを主体とする『基礎調査』 を実施したうえで、壕の中央部分の配置(とくに試掘調査未実施区間)の推定や壕周辺の地質、地下⽔、地盤情報等を取得・整理する『詳細調査』を実施することとしました。

基礎調査

【基礎調査】
<UAVレーザー測量>
 ドローン等のUAVを使用して、壕周辺の詳細な地形データを取得し、詳細位置図面等を作成しました。

<坑道内レーザー測量>
 壕(試掘調査実施済区間:入坑可能範囲)を対象として、レーザースキャナーを使用して、坑道内部の詳細な形状や分布状況を把握し、坑道分布位置図を作成しました。

詳細調査

<未発掘区間調査>

 第1坑口及び第1坑道の位置を特定するとともに、第1坑道内部の状態を把握するため、物理探査(チェーンアレイ探査等)及びボーリング調査を実施しました。

<坑道内地質観察>

 第2・3・5坑道を構成する岩盤の状態を詳細に把握し、安全性を検討する基礎資料とするため、地質状況を確認しました。

<地下水等調査>

 坑道内の湛水発生状況と降雨の関係性及び壕周辺の地下水の流動方向を把握するため、第2・3坑道内及び壕周辺の地下水位を計測しました。

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