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第32軍司令部壕保存・
公開検討委員会

 2019年(令和元年)10月、首里城が焼失してから、第32軍司令部壕を含む周辺施設の歴史的価値が再認識され、同壕の保存・公開を求める様々な県民の思いが寄せられています。また、戦後75年以上が経過し、戦争を知らない世代が大半を占める中、第32軍司令部壕の存在は「物言わぬ語り部」として、その重要性が増しています。県では、同壕の保存・公開の可能性や平和発信・継承のあり方等について、多角的な視点から議論していただくため、2020年(令和2年)に専門家等で構成する第32軍司令部壕保存・公開検討委員会を設置しました。
 また、令和4年度から同委員会の下に『第32軍司令部壕保存・公開検討委員会検討グループ』を設置し、平和発信・継承検討グループと技術検討グループに分かれて、課題に応じて調査・検討を行いました。

技術的調査

 第32軍司令部壕は、地質的にわからないことが多く基礎情報が不足していることから、今後の調査計画を⽴案するうえで必要となる基礎図⾯を作成することを主体とする『基礎調査』 を実施したうえで、壕の中央部分の配置(とくに試掘調査未実施区間)の推定や壕周辺の地質、地下⽔、地盤情報等を取得・整理する『詳細調査』を実施することとしました。

それ以前の取組

 沖縄戦の実相を後世に継承し、平和教育・学習等に利活用するため、県は2019年(令和元年)の首里城焼失以前にも
第32軍司令部壕について様々な取組を行ってきました。

準備中です。

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